旦那さんが夕食を作ってくれるというので、仕事が終わってから ひとり暮らしのばば(私の母)の様子を見に行きました
生存確認ですよ( ´艸`)
夏の間、カーブスと買い物以外は涼しい家の中に居るようにしています
ばば「カーブスも危ないから(コロナ感染が)お喋りしないで直ぐに帰ってくるのよ」
賢明ですね!
でも家にひとりで居る時間が長いと不安が大きい様です
ばば「寝るときに飲む薬を貰いに行ったのよ」
薬の袋を見てビックリです!
私「エェッ!? Tメンタルクリニックに行ったの?強い薬を沢山処方して依存する患者が多いって有名だよ」
確かに家から近いけど…行く前に相談してほしかった
( ・ั﹏・ั)
ばば「それがね、その薬を飲んだら朝起きたとき足が痺れるし頭もボーッとしてフラフラして歩けないの。怖くなって、K診療所に相談して違う薬と漢方を出してもらったの」
明らかに眠剤が強過ぎです
初診の患者にいきなり強い薬を出すなんて…やっぱり評判は本当なのか…
(・ω・;)
ばば が自分でオカシイと思ってかかりつけのK診療所に相談してくれてよかった〜
前から飲んでいる眠剤が処方されていました
眠剤を切らしたら眠れなくて胸がドキドキしたから、受診しようとしたらその日がK診療所はお休みだったらしく、安易にTメンタルクリニックに行ってしまったそうです
(。ノω\。)
フラフラしたのでカーブスをお休みする羽目になったとご立腹のばば、あそこはもう行かない!と約束してくれました
(ˇ ∀ˇ;)
ばば「カセットテープ(のレコーダー)が壊れたから聞けなくなったのを、業者に頼んでCDに移してもらったのよ。今聞くと懐かしいのよ、聞く?」
私「うん!かけて」
ばば は昔からビデオ撮影や録音が好きで、私の小さい頃のデータや孫達の記録を沢山残して、時々見たり聞いたりして楽しんでいます
今回業者に頼んで編集してもらったCDには、私のピアノや歌の練習を録音したものと、電話の会話を録音したものが入っていました
私が子供の頃…黒電話の後に我が家がNTTからレンタルした電話機の録音機能は小さなカセットテープでした
若い世代は知らないかもしれませんが、昔は電話機をレンタルしていたのです
そしてミニサイズのカセットテープに録音していたのです
こんな感じ↓
ばば は、防犯目的や証拠として録音するのではなく、親しい人との会話を残したくて録音を残していました
なので電話機はもう無いけどミニミニのカセットテープは保管してあったのです
再生できなくなったテープをCDに移してもらい、蘇った会話は…
「もしもし〜おば〜ちゃ〜ん!」たぶん私の幼き頃の声の後に
「ああ!むぅ~ちゃ〜ん、は〜い おば〜ちゃ〜んだよ〜元気かぁ〜?」
十数年ぶりに聞く亡き祖母の声
身体中から懐かしさが溢れ出すような感覚に襲われました
この声です!私が私だというだけで喜んでくれて何でも許してくれてとても可愛がってくれました
遠くに住んでいたので会えるのはいつも数年ぶり
小2の時は一人で会いに行きました
空港に迎えに来てくれたおばあちゃんは小さくて細い身体で痛いくらいギュウギュウに抱きしめてくれました
こんなヨボヨボの小さな身体からこんな強い力が出るものかとビックリ!力の強さから大きな愛を感じました
あの締め付けられる感覚は今でも身体が覚えています
滅多に会わない祖母から愛された記憶です
どうやら録音された電話の会話は、私が2歳から3歳頃の様です
幼稚園に入園する前ですね〜会話が噛み合っていません
そして無駄に笑い声が多い!◝( ⁰▿⁰)◜キャッキャ煩いです
その先はおばあちゃんとお母さんの会話
↑
まるで外国語!難解な方言はチンプンカンプンです
( *0*)??
昔ながらのコテコテの方言を話せる人が減っているそうです
若い人には聞き取るのも難しいらしい
もしかして貴重な録音なのでは!?
( ´艸`)
会話の内容はやれ近所の〇〇ん家に孫が産まれたとか、やれ△△の弟が舟買って独立したとか(漁師さんです)、
身内な話だなぁ
(*゜∀゜*)
(私は ばばの解説がないと内容がわかりません)
CDプレイヤーのスピーカーを見つめていたらいつの間にか目から溢れるものが…
おばあちゃんに力強く抱きしめられた感覚が蘇ってきて身体か熱くなりました
14人の孫のうちのひとりだけど、私は確かに愛されていました!大切な大切な記憶です
(*´ω`*)
CDは劣化するから他の記憶媒体にも残したほうがいいね〜という話になり、その作業は長男に任せることにしました
長男にとっては なんじゃこりゃ?な音声データですね
(・∀・;)
でも、おばあちゃんにとって長男は、唯一生きているうちに会えたひ孫なのですよ!
今では私の従兄弟の人数に比例するようにひ孫がウジャウジャいます…まだ増え続けています(笑)
長男には、ひ孫1号機としてしっかり働いてもらいましょう!
(≧▽≦)ヨロシク!
おばあちゃんの思い出に浸りながら帰ると…
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
まだ夕食ができていない!作り始めてもいませんでした!
旦那さん「あぁ、もうそんな時間か〜」
のんびり発言にイラッ( ಠωಠ)気分が秒で現実に戻ります
私「誰も催促しなかったの!?」
子供達にもイヤミの一撃!
いつも私には「早く食べたい〜」とか急かすのに!
( ๑`^´๑)
結局、私が作りましたよ…
(๑•́ ₃ •̀๑)