現実はブレブレ①長男
以前、長女の私立高校にかかるお金の話題を出しました
ウチは子供が4人いて、それぞれが大学又は専門学校まで進学することを考えると
教育費がそれはそれはオソロシイことに
(ー∀ー;)だだのサラリーマン家庭なのですよ…
私立大学は学費が高いから国公立大学じゃないと行かさない!駄目なら就職!となると、随分極端な話です
現実は国公立大学は成績面でかなりハードルが高いので、大学(専門学校)だけは私立でも頑張って行かせてあげよう!中学受験はしない、高校まで公立、というのが東風家の方針でした
〔理想は、中学生の3年間は塾に行って、大学受験に対応できるレベルの公立高校に行き、大学受験は塾なし自学のみ(教材費模試代は出すよ)で希望の学科に進学できれば良し〕
まぁ理想は所詮理想で…現実はブレブレです
(• ▽ •;)
長男は小5から塾に行き始めました
アレアレ!?もうブレています(笑)
学校以外の学習習慣を付けたくて、家でドリルをやるか塾に行くかを本人に選ばせたら、塾を選択しました
最初の子なので 私達親の期待が大きかったからでしょうか?長男は私達夫婦が結婚するキッカケになったキューピットなので、より一層想い入れが強いからでしょうか? はたまた塾代を舐めていたのか??
中学生から行かせるつもりだったのにブレブレですね
(*ノω・*)
でも小5〜小6の友達関係兄弟関係の悩みや反抗期イライラで学校に行きたくなくなった時期に、塾の存在が長男を助けてくれました
respectする塾長と話が合う塾仲間が長男の心の居場所になってくれました
‘偏差値が10違うと話が合わないことが多い’ と長男がよく言いますが、この頃の経験からなのだと思います
偏差値で決め付けてはいけないと助言はするものの、
長男が体験してしまった時の思いは変えられませんね
(´・ω・`)
予定より早く塾に行き始めたのは、結果から見たらかなりプラスになったと思います
長男は中1の途中から部活に行かなくなり、中2になるときに正式に退部しました
このときの私はなんとか3年間部活を続けて欲しくて、何度も顧問や担任の先生と話をしました
長男の主張は「プログラミングの勉強の時間が欲しいから部活は辞めたい」です
プログラミングなんて突然言い出したので、最初は部活を辞めたい為の言い訳なのかと思いました
先生達から話を聞くと、部活に参加したときは真面目に練習するし、同級生と楽しそうに活動しているとのこと
継続する力を身につけて欲しい私は、なんとか退部しないように長男を説得しました
顧問の先生達も説得してくれましたが、決心は変わりません
担任の先生は辞めたいなら辞めればいいという考えで「プログラミングできるなんて凄いじゃないですか!将来が楽しみですね、やりたいことはとことんやったほうがいいです」と言ってくださって、
プログラミングなんてゲームの延長じゃないかと疑っていた私も、好きにさせてみることにしました
( 数カ月後、先輩達からの嫌がらせが酷かったというのが判明しましたが、長男が退部した本当の理由はどちらかわかりません
ただ、先生達は嫌がらせの件を知っていた様です
こんにゃろー‼と思いましたが、まぁ過ぎたことなので… )
中学では塾以外に習い事をしていないので、プログラミング三昧な長男!
プログラミングにのめり込んで、学校も塾も受験勉強も嫌だけど公立のトップ校に行きたい長男が心のバランスを崩してしまいます
中3になって明らかに鬱の状態で、学校以外の時間は全て布団の中で過ごしていました
塾には時々顔を見せる程度(笑)
受験勉強どころではありません!
それでも高校受験の時期はやってくるのです…
受験会場に行けるかどうか危うい長男、もう合否なんてどうでもいい!!!
最悪、滑り止め校だけでもいいと思っていました(口には出さないけど)
体調が万全ではないのに、長男は第1希望の公立高校のレベルを下げたくないと言い、
本人は受かる気満々です(キホン自信過剰な子なので)
起きている時間の全てを受験勉強に捧げるライバル達に、1日のほとんどを布団の中で過ごす長男が勝てるわけがありません!
(奇跡がない限り不合格だろうから、私立を覚悟しました、だってD判定だし…)
何校か辞退も考えましたが、真っ青な顔でなんとか受験会場に行くことができました
結果は…
私立1月校 ✕
私立併願校 ○
私立挑戦校 ✕
私立滑り止め校○
第一志望公立校✕
上の私立高校3校は、塾の授業料を免除してもらう条件校(受験すればOK)を含めて選んでいます
進学することにした私立の併願校は、私と旦那さんが説明会で惚れてしまった学校です
大学附属なので高大連携と社会人になって活躍できる様な教育、皆で向上しようという校風、生徒さん達の雰囲気が長男に合うと感じました
お金があれば第一志望にしたい学校だね〜と旦那さんと話していました(長男には言わなかったけど)
Web発表の合格の文字を見たときは喜びで泣いてしまいました(まさか合格すると思っていなかったので)
長男は自分が公立高校に合格するつもりなので、ママなんで泣くの?なんて言い、
その後 ネットで偏差値を調べて驚いていました。。。
→ぉぃぉぃ(・ω・;)知らなかったのかよ…
滑り止め校は特特(学費免除)の合格も貰えて、ちょっと気持ちが揺らぎましたね
でも学校の雰囲気は附属高校の方が長男に合うと感じていたので手続きを済ませます、捨て金30万!
そして悲しい予感は当たり、30万は無駄になりませんでした(D判定だったもんね…)
あれー
おかしいなー
うちの子全員 公立高校に行くはずなのになー
初っ端から予定が狂っちまいました
でも、説明会のときの旦那さんと私の直感は当たっていましたね
長男に合う素晴らしい高校です!
最初の頃はガチガチに硬かった長男も、夏くらいには(メンタル面で)もう大丈夫だろうと思えるようになりました
校内推薦で上の大学に進学できるので、あまり勉強せずに大学生になるのはよろしくないとか
附属高校に合格するレベルならもっと偏差値の高い大学を目指すべきだからもったいないとか
大学や学部の選択肢が狭まるのは可哀想とか
まぁ色々な見方があり、色々言われるところではあります
それぞれのご家庭の価値感で判断するべきところですね
東風家は偏差値や大学のブランドにあまり拘りがありません
やりたい勉強ができればよし!
縛りは浪人しないことと、自宅から通うこと
長男は自分でプログラミングの勉強を進めたくてウズウズしていたので、大学受験しなくてもいい環境はとても良かったと思います
入学してみてわかったのは、1年生の初めから3年生の12月までずーーーっと大学受験です!手抜きできません(笑)
授業内の小テストや定期考査、成績、実力テスト、検定試験も全て内部推薦の選考に関わります
「希望の学科に進学できるように、そこそこの成績は取れるように頑張んな!」長男にそれだけ言いました
長男がお友達と電話している時に、電話口からお友達のお母さんが「いつまで喋ってんの!?喋って遊ぶためにスマホ買ってあげたんじゃないからね!!英検の勉強しなさいっ‼‼」めっちゃ怒鳴ってるのが聞こえました
長男と私はドン引き…
(*﹏*;)ヒィ
長男「ママが勉強しろって煩くなくてよかったー」
私「ウチは留年しなければいいよ」(笑)
あんなにヒステリックに怒鳴ったら子供はヤル気無くすなーと思いました
教育熱心なママさんが多かったですね〜
長男は中3であんなに勉強しなかったのに、メンタルが戻ったら毎日コツコツ勉強するようになりました
部活がある日は2時間、無い日は4時間くらい学校で自習
仲間と解らないところを補い合いながら勉強していました
みんな一緒に向上しようという雰囲気があり、本当に良い学校と仲間に恵まれたと嬉しく思います
そして家ではパソコン三昧!
ミニゲームを作ったり、便利(?)アプリを作ったり、自分のテスト勉強の為に勉強ソフトを作ったり、パソコン好きの外国の人達と英語でチャットしたり…
好きな事をしていると活き活きしますね
この充実した時間を受験勉強で削られなかったのは長男にとって幸せなことです
(*´∀`*)
附属高校の中には一般の大学受験を目指す人もいます
系列の大学は勿論、他大学についてもじっくり探究するカリキュラムが設けられていました
同じ大学でも学科によって偏差値が高かったり低かったり、でも内部推薦では偏差値の高い学科が人気があるとは限りません
生徒それぞれが自分が学びたいことを見つけて希望の学科、又は他大学受験を選択しています
社会人になった時の自分の為に何が必要かを模索する3年間でもありました
将来のことを見据えて見通しを立てられるのは附属高校のメリットですね
塾・予備校代はピンキリなので、私立高校の費用より高い場合も安く済む場合もあり、ケースバイケースです
附属高校のメリットで塾や予備校代が要らないと言われますが…
そもそもウチの予定では公立高校&塾なしだったので、お高い私立はやっぱり予定外の出費になりました
(。ノω\。)
今度、長女の高校受験で 東風家の予定が更にトチ狂っていく様を書きますね…
(・∀・;)モウヤバイノナンノッテ