中秋の名月で満月で大きくてまん丸で神々しいお月さま
仕事の帰りにスーパーで買い物して、駐輪場を出た時
目の前にド~ンと見えましたよ!お月さま
建物にすぐ隠れて、見えて、また隠れて…帰宅するまでに何度か見えました
月を見ると何故か厳かな気持ちになります
今日は中秋の名月だと知っているので、よけいにそう思います
いつもは早く帰りたくてすっ飛ばしている自転車は、
今日はゆったりこいで、チラチラ月を見ながら帰りました
ふと…
小さい頃、月を怖いと感じたことを思い出しました
母の自転車の後に乗ると、夜は自分の影が気になって仕方ありません
後からすぅと近付いて私を追い抜いて消えます
またすぅと後から現れては消えて
現れて…消えて…現れて…消えて…
昼間の影は動きません
ずっと同じ方向を向いています
私は、昼間の影が太陽が照らすから見えることを知っていました
じゃぁ夜は?
私はお月さまが照らす影だから、昼間と違って、まるで背後から襲ってくるような動きをするのだと思っていました
母はひたすら前を向いて自転車をこいでいるから、お月さまが照らす影がこんなに動いているのを知らないんだ
私が怖いと思っていることに気づいていないんだ
泣きそう…
いつの間にか、私は動く影の正体は街灯のあかりによるものだと知りました
いつ知ったのか、記憶がありません
無知って怖いですね、お月さまもとんだ濡れ衣を着せられていました(笑)
今は怖いと思うことはなく(当たり前!)
今日は大きく見えるなぁとか、キレイなお月さまだなぁとか思いながら見惚れています
帰宅すると
長女「ママ!中秋の名月見た?見た?私は見たよ!ちょっと雲が掛かっていたけどキレイだったー」
長女は朝から楽しみにしていました
( ´艸`)ワクワク
私「ママが見た時は雲が無くて全体が見えたよ!ウェ~イ(。`∀´。)」
長女「雲があってもすごいキレイだったんだから!勝ったと思わないでよねっ!(・`Д・´;)」
こんなやり取りで、幸せだなぁとしみじみ思います
(*´ω`*)